『久門裕子 7ヶ月間の記憶 ~ここに存在したことを留めておきたい~』と題した、インスタレーション(空間芸術)作品展がギャラリーアートリエ博多リバレインB2Fで催されていました。
福岡県の若手作家を対象とした公募企画展 ― 今回のテーマは「場所」。久門さんの企画作品はこの第一回展での入選作品です。彼女の父親が入院した7ヶ月間の闘病記録で病室での様々なことを再現し、父母の等身大の立体やドローイング、日記などで構成しています。
病は重く、永く生きられないことを知り、できるだけ傍にいてあげたい。そして自分にできることで表現し、“父親との時間”を留めたいという思いから、作られた作品でした。
個人的な“日常”を作品にするということは、表現の内容としてどう客観的価値を持っているかが問われますが、この作品は誰もが経験をしたり、これから経験するであろう重い事実を突きつけられたもので、美術を超えた表現作品だと感じました。
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